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ブラックジャックのシンプルな必勝法
目次
ブラックジャック必勝法の考え方
ベーシックストラテジーは参考程度にとどめる
ブラックジャックで有名な「カウンティング」ですが、現在では複数のデッキが使用されたりカードシャッフルの頻度を高めるなど、対策が取られています。
一般的には、「ベーシックストラテジー」と呼ばれる表を使うことにより、確率に基づいた戦略的なブラックジャックができるとされています。
しかし、実際この通りにやってみると、予想とは裏腹に負けが多いことに気づきます。なぜなら、ベーシックストラテジー通りにカードを引くと、バーストしてしまう可能性が出てくるからです。この時、ディーラーが勝手にバーストしてくれれば勝ち損になってしまうので、完全にベーシックストラテジーに頼ってしまうのは良くないでしょう。
下記はベーシックストラテジー表ですが、ディーラーの手札とプレイヤーの手札を見て、こうだったらヒットするあるいはスタンドやダブル、スプリットする、としていくのですが、自分の手札が15あたりでヒットするとバーストしてしまうことも増えるので、実際にはスタンドしてディーラーのバーストを期待した方が良いです。
ベーシックストラテジーの一覧表
ブラックジャックのシンプルな必勝法
そこで、下手な小細工を弄さず、単純に勝つ確率を上げる方法で挑みます。つまり、 「ディーラーは手持ちカードが17以上になるまでヒットし続けなければいけない」というルールをもとにした、下記手法が有効と考えられます。
11以下は必ずヒットする
どんなカードを引いてもバーストしないので、とりあえず1枚ヒットしましょう。
12~13はヒット、14~16はスタンド
12~16は判断が難しく、ディーラーのアップカードを見てベーシックストラテジーを使うのが一般的です。しかし、自分がバーストしてしまっては元も子もないので、難しいことは考えずなるべくディーラーにバーストさせるスタンスを取りましょう。
難しい部分なので、ここで確率を考えてみます。
プレーヤーの合計値が12だった場合、10を引いてしまうと22になってバーストします。複数デッキ仕様で場に出ているカードを考慮せず52枚あると仮定すると、52枚中10が16枚あるので16÷52=0.3076・・・で約30.7%の確率でバーストすることになります。
13の場合は、16枚の10に4枚の9も加わるので、20÷52=38.461・・・の38.4%がバースト確率、14だと24÷52=0.4615・・・46.1%と続いていきます。
あとは、バーストするカードが4枚ずつ増えていくので、各バースト確率は下記表のようになります。12、13はバーストしないわけではないですが比較的確率は低く、14以上はバースト確率が40%を超えてしまうのでスタンドが無難でしょう。
いずれも難しいところなので、ディーラーのバーストを期待します。
合計値 | バースト確率 |
---|---|
12 | 30.7% |
13 | 38.4% |
14 | 46.1% |
15 | 53.8% |
16 | 61.5% |
17 | 69.2% |
18 | 76.9% |
19 | 84.6% |
20 | 92.3% |
プレイヤー14でスタンド
2・3+9が来て14となったのでスタンド。
その後、ディーラーが勝手にバーストしました。
プレイヤー15でスタンド
配られたカードが7・8の計15でスタンド。
同じく、ディーラーが勝手にバーストしています。
17以上の場合、必ずスタンドする
バーストする可能性が高いのと、ディーラーが合計17になるまでカードを引き続けなければいけないことを考えると、無理する必要はないです。
8/8と A/A の時は必ずスプリットする
8/8の時はすでに合計16なのでバーストしやすく、リスク回避としてスプリットします。
A/Aの時は、プレイヤー側がブラックジャックを完成できる可能性が非常に高いので、攻めとしてスプリットします。
インシュランスは使わない
インシュランスは、ディラーがAを持っている時、インシュランスをかけるかどうか聞かれ、ディーラーがブラックジャックだった場合に配当金が支払われるものです。
しかし、このときディーラーが約1/3でブラックジャックとなるのに対し、ならない確率が約2/3あるため、狙わない方が無難です。
ディーラーの伏せてあるカードは「10」と見る
ディーラーに配られた2枚のカードは、1枚は表(アップカード)でもう1枚は裏側に伏せてあります(ホールカード)。そのパターンでベーシックストラテジーを使うのですが、上述したようにバーストは避けるべきでしょう。
簡単な判断として、下記がブラックジャックにおけるカード出現率なのですが、10の出る確率が30.7%あるため、とりあえずディーラーの伏せてあるカードは10と見てゲームを進めていきます。
数字 | A | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
確率 | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 7.7% | 30.7% |
ダブルダウンを狙う
ダブルダウンは「最初の賭け金と同額の賭け金を追加して勝負する」といった選択で、最初にプレイヤーへカードが2枚配られたあと、ダブルダウンを選ぶことができます。ダブルダウン後は1枚だけカードが配られ、その手札でディーラーと勝負することになります。
1枚だけ追加でバーストせず、ディーラーと勝負ができる数というと17以上になるので、プレイヤーは9~11あたりの手札の場合にダブルダウンを狙うことができます。この時、ディーラーが不利になる場合のアップカードは、下記組み合わせになります。
プレイヤーの手札 | ディーラのアップカード |
---|---|
11 | 6~10以外(1~5、A) |
10 | 7~10、A以外(2~6) |
9 | 8~10、A以外(2~7) |
プレイヤーの手札が11の時、6~10を引けば最低17で21に近づくので、ディーラーが6~10を持っていない方がよいです。
プレイヤーの手札が10の時は、7~10、Aを引けば21に近づくのでそれ以外、プレイヤーの手札が9の場合は8~10とAを引けば21に近づくので、ディーラーのアップカードが異なった時がよいです。